ABCテレビの増田紗織アナウンサー(22)がこのほど、大阪市内の同局で会見し、新人アナとして同局史上初となるデビュー前に冠番組に出演することを発表した。

自らの愛称「サリー」がつく冠番組「サリーの6(ロック)おん!」(月曜午後11時15分)に抜てきされた増田アナは「本当に光栄。感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。同番組は各番組のPR番組で、初回放送は24日。

東京都出身の増田アナは、幼稚園から小学校低学年まではニューヨークで育った。中学、高校ではダンス部に所属。慶大でも4年間、ダンスサークルに入っていた。趣味はゴルフとスイーツの食べ歩きだ。小学校時代から始めたゴルフのベストスコアは89。特技は片手でパターを持ち、カップに沈めることだという。

アナウンサーを目指したのは「小さい時からテレビが大好き。家族でテレビを囲んで見るのが日課で、テレビ局で仕事をするのが夢でした」と話した。

関西暮らしは初めてだが、「ご飯がとにかくおいしい。初めて食べたお好み焼きがふわふわでおいしかった。関西弁にも慣れました」となじんでいる様子だ。

約1カ月半にわたり、発声や発音など訓練を担当した先輩アナで、増田アナと同じく関東出身の加藤明子アナ(43)は「見た目とは裏腹になかなかタフなメンタルの持ち主。関西でやっていけるのかなと不安はありましたが、研修でも食らいついてきました」と太鼓判を押した。

増田アナは、26日に朝の情報テレビ番組「おはよう朝日です」(月~金曜午前6時45分)、ラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜、午前6時30分)に出演。同日のラジオでは、1人でニュースを伝える初鳴きを予定している。 将来的には「バラエティーを担当できるアナウンサーになりたい。ぜひ、登美丘高校ダンス部のakane先生と共演してみたいです」と意気込んでいる。