吉本興業は24日、反社会団体の忘年会に出席していたお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)らの11人の芸人たちを、当分の間、無期限の活動休止の処分にすることを発表した。会社を通さない闇営業で依頼され、金銭を授受していたことを理由にしている。活動休止処分を受け、宮迫がコメントした。以下、宮迫のコメント全文。

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この度は世間の皆様、関係者の皆様、並びに番組、スポンサーの皆様に大変なご迷惑をおかけし申し訳ございません。そういった場所へ足を運んでしまい、間接的ではありますが、金銭を受領していたことを深く反省しております。相手が反社会勢力だったということは、今回の報道で初めて知ったことであり、断じて繋がっていたという事実はないことはご理解いただきたいです。詐欺集団、そのパーティーに出演し盛り上げている自身の動画を目の当たりにして、情けなく、気づけなかった自分の認識の甘さに反省しかございません。どれぐらいの期間になるか分かりませんが、謹慎という期間を無駄にせず、皆さんのお役に立てる人間になれるよう精進したいと思います。改めて誠に申し訳ございませんでした。

◆宮迫博之(みやさこ・ひろゆき)1970年(昭45)3月31日、大阪市生まれ。高校卒業後、NSC入学。89年、同期の蛍原徹と「雨上がり決死隊」結成。ほおをたたきながらの「宮迫ですっ」の自己紹介で知られる。司会や俳優としても活躍し、ドラマはフジテレビ系「アットホーム・ダッド」NHK大河ドラマ「龍馬伝」など、映画は「20世紀少年」シリーズなど。12年に胃がんを患い手術、約1カ月後に復帰。169センチ、血液型B。