NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第26回が7日に放送され、関東地区の平均視聴率が7・9%(関西地区6・5%)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。
6月9日に放送された第22回で6・7%(関西地区6・0%)と、大河ドラマ史上最低の数字を記録し、翌週16日の第23回も6・9%と2週続けて6%台となるなど低迷を続け、第6回から第26回まで21話連続で1桁の数字となった。
第26回は第2部の2話目。阿部サダヲが主演を務め、64年の東京五輪招致に尽力した新聞記者の田畑政治が主人公。アムステルダム五輪が迫り、体協が相変わらず資金難に苦しむ中、田畑が記者人脈を生かし、政界の大物、大蔵大臣の高橋是清(萩原健一)に選手派遣のための資金援助を直談判する姿が描かれた。
また、アムステルダム大会では女子陸上が正式種目になり、人見絹枝(菅原小春)はプレッシャーに押しつぶされ、期待された100メートルで惨敗するが、未経験の800メートルで銀メダルを獲得した内容だった。
◆これまでの視聴率推移
第1回が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)
第2回は12・0%(関西地区11・5%)
第3回は13・2%(関西地区11・6%)
第4回は11・6%(関西地区12・0%)
第5回は10・2%(関西地区11・7%)
第6回は9・9%(関西地区8・0%)
第7回は9・5%(関西地区8・6%)
第8回は9・3%(関西地区7・7%)
第9回は9・7%(関西地区8・3%)
第10回は8・7%(関西地区8・6%)
第11回は8・7%(関西地区8・9%)
第12回は9・3%(関西地区8・3%)
第13回は8・5%(関西地区7・7%)
第14回は9・6%(関西地区7・4%)
第15回は8・7%(関西地区8・4%)
第16回は7・1%(関西地区8・0%)
第17回は7・7%(関西地区8・6%)
第18回は8・7%(関西地区7・2%)
第19回は8・7%(関西地区6・6%)
第20回は8・6%(関西地区7・2%)
第21回は8・5%(関西地区6・9%)
第22回は6・7%(関西地区6・0%)
第23回は6・9%(関西地区7・5%)
第24回は7・8%(関西地区7・5%)
第25回は8・6%(関西地区8・0%)
第26回は7・9%(関西地区6・5%)