乃木坂46のキャプテン桜井玲香(25)が、グループから卒業することが8日、分かった。公式ブログで発表した。9月1日に東京・神宮球場で行われる「乃木坂46 真夏の全国ツアー2019」千秋楽公演をもって、卒業する。関係者によると、卒業後も引退せず、芸能活動を続けるという。

ブログでは、7月3日のナゴヤドーム公演からスタートした全国ツアーについて報告した上で、「今日は皆さんにご報告です。このたび9月1日をもって乃木坂46を卒業することが決まりました」と伝えた。

卒業の経緯については、「ここ数年、卒業していくメンバーが増え、いろいろなフィールドで奮闘する姿を見て、自分もそろそろ乃木坂46のその先に続く新たな道標をつくる立場にまわるべきだと思うようになりました」と明かした。「グループのさらなる成長のためにも、未来の新たな仲間のためにも、何より私自身のためにも。早く一人前になって、この人、乃木坂46の初代キャプテンだったんだよ! とみんなの自慢になれるように頑張らなきゃ!!」とつづった。

9月1日は、毎年恒例の神宮球場ライブだ。「明治神宮野球場でラストを締めれることが本当にうれしいです。卒業までの残り時間があまり多くないのですが。最後まで『乃木坂46』『キャプテン』と向き合っていきたいと思います。みんな、ラストのラストまでアイドル桜井をどうぞよろしくお願いします!!」と伝えた。

桜井は、11年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。「暫定キャプテン」期間を経て、12年6月にキャプテンに就任。デビュー以降全てのシングルで選抜入りしてきた。16年の舞台「嫌われ松子の一生」や昨年上演の「半神」で主演し、昨年12月から今年にかけて上演された舞台「レベッカ」ではヒロイン役を務めた。