23日に放送された、俳優三浦春馬(29)のフジテレビ系主演連続ドラマ「TWO WEEKS」(火曜午後9時)第2話の視聴率が5・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と24日、分かった。前回の8・4%より、2・5ポイント、ダウンした。

関西地区は10・2%だった。前回の9・4%から0・8ポイント、アップして2桁に乗せた。

三浦が演じる結城大地は、8年前に殺人未遂容疑で捕まり、5年間服役した過去を持つ。人生に希望を持たず、毎日を刹那的に過ごしている。ある日、結城が店長をしている質店に、かつて別れた元恋人の青柳すみれ(比嘉愛未)が現れる。結城との間に8歳になる娘のはな(稲垣来泉)を産んでいたこと、はなが白血病であることを告げられる。検査の結果、骨髄が適合して、結城は正式にドナーとなる。だが、その直後に、ある人物の策略によって、結城は殺人のぬれぎぬを着せられて逮捕されてしまう。はなへの移植手術は2週間後…。結城は警察のふいを突いて護送車から脱走する。

第2話で、娘のはな(稲垣)の命を救うために結城(三浦)は逃亡を続ける。結城が殺害したとされるホステスの柏木愛(立花恵理)を協力者として、実業家の柴崎要(高嶋政伸)を内偵させていた検事の月島楓(芳根京子)は、その死の真相を探ろうとしていた。そして、愛の遺品の中に、以前渡したはずのデジカメがないことに気づき、そこに柴崎の弱みが隠されているのではないかと考える。

やがて、政治家である久我早穂子(黒木瞳)の口利きで、新米ながら今回の事件の担当検事に抜てきされた楓は、愛がデジカメを質入れしたと思われる結城の質店を捜索する。だが、見つけることはできず、楓は何としても結城にたどり着かなければと躍起になる。

その頃、検問をかいくぐって逃亡したものの、有馬海忠(三浦貴大)たち警察に追い詰められ、行き場を失った結城は、人気のない場所に身をひそめていた。だが、巡回中の警備員に見つかり、結城は息つく間もなく、はなとの約束を胸に再び駆けだした。