吉本興業から契約解除されたお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が20日、都内で、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)とともに、会見を行った。宮迫は19日に、田村はこの日に契約解除となった。

2人は黒いネクタイに黒いスーツで、登場。最初にマイクを持った宮迫は声を震わせ、憔悴(しょうすい)しきった表情で、詐欺被害者や友人、親族、関係者に「とんでもない不快なつらい思いをさせてしまって本当に申し訳ありませんでした」と謝罪し、「このような大きな騒動にしてしまったのは、僕の保身、軽率なうそから始まっています。そのせいで、後輩たちも巻き込んでしまいました。今回の騒動のすべての責任は僕にあります。僕のせいです」と、田村とともに十数秒間、深く頭を下げた。

続いてマイクを握った田村は「自分の口からも謝罪を伝えたいと思います。詐欺被害に遭われた方々、そして親族、友人の方々、僕の人として弱い部分のせいで、虚偽の説明をしてしまい、本当に不快な気持ちにさせてしまい、嫌な気持ちにさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と、再び2人で十数秒間、腰を90度に曲げて頭を下げた。その後も何度も深々と頭を下げた。

2人は、先月7日に写真週刊誌「FRIDAY」が報じた、反社会的勢力相手の闇営業で金銭を受け取った問題で謹慎。

さらに、宮迫が、16年7月に福岡で起きた金塊強奪事件の主犯格とされる男らのグループと、事件の約3週間後に酒席をともにし、金銭を受け取っていた疑惑も報じられた。