吉本興業から契約解除されたお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が20日、都内で、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)とともに、会見を行った。宮迫は19日に、田村はこの日に契約解除となった。

2人は、先月7日に写真週刊誌「FRIDAY」が報じた、反社会的勢力相手の闇営業で金銭を受け取った問題で謹慎し、その後契約解除となった。

2人は黒いネクタイと黒いスーツで、憔悴しきった表情で登壇。宮迫は会見で、同誌から取材を受けた6月のことを振り返り「5年前のことなので記憶がなく、写真を見せられて『行ったんだ』と思いました。その時『全員が100万円もらえるような営業なんてないよ、反社会勢力に知り合いなんていないよ』と思いました。だから掲載されるはずがないと高をくくってた」と話した。

会合出席を仲介したとしてカラテカ入江慎也が契約解除されたと聞き、「こんなことで解雇になるんだ、と重大さに気付いていませんでした。詐欺の被害者がいるという事に気付きませんでした。なぜこんなことで解雇になるんだと(会社に)詰め寄ったりしてしまいました。その後、フライデーが発売され、想像を超えはるかに世間の反応が大きく、怖くなってしまいました」とした。