宝塚歌劇団雪組公演「壬生義士伝」「Music Revolution!」(9月1日まで)が26日、東京宝塚劇場で初日を迎えた。

「壬生-」は南部藩の下級武士で、妻子を貧困から救うために脱藩し、新選組隊士になった吉村貫一郎を主人公にした浅田次郎氏の小説の舞台版。吉村役の望海風斗は「家族という存在への思いがあるからこそ脱藩してまで新選組に入った。家族の場面は少ないのですが、家族という存在が吉村貫一郎を生かしているということを常に思っていたい」と話した。妻しづ役の真彩希帆も「人の心を大切に表現できたらと思っています」。