日本テレビは「24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~」(24、25日放送)の24時間駅伝チャリティーランナー4人のうち、ガンバレルーヤよしこ(28)ハリセンボン近藤春菜(36)の2人の走行距離を、当初の42・195キロメートルから10キロ減らした32・195キロメートルとすることを、18日放送の同局系バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)で発表した。

また、未発表の4人目となるチャリティーランナーを、放送当日に発表することも明らかにした。24日のスタート時に発表予定。

2人の距離短縮について、同局は「ここまで1人1人がフルマラソンを目標に練習してきましたが、この猛暑の中、熱中症やケガのリスクなどさまざまな安全面を考え、それぞれが走る距離を調整することにしました」と説明している。いとうあさこ(49)と4人目のランナーは変わらず42・195キロを走る予定。

番組では坂本雄次トレーナーから、3人に距離短縮を発表する場面が映された。坂本トレーナーは「二昔前、三昔前と夏の気温の上がり方が違う。事故とかケガを避けたい」と説明。春菜は「複雑っちゃ複雑。最初に(フルマラソン)頂いたのに達成できなかった」とコメントしたが、坂本トレーナーは「春菜さんにとっては高いハードル。コースの中には厳しい坂もあります。そういったことも含めての32(・195)キロですから」と理解を求めた。

あさこについては「今回のメンバーの中で最年長ですし、もろもろ考えました」としながら、距離短縮なし。あさこは「聞いてたまんまだけど」と突っ込みつつ「距離はそれぞれだとしても、一番の目標はたすきを4人でつないで国技館へ持って行くこと」と団結を強調した。

発表に先立ち、よしこは番組冒頭、練習について聞かれ「ダイエットをしなさいと言われているので、体重がヒザに来る。走ることよりもダイエットの方がツライです」と苦しげな表情も。あさこから「よしこは、夜はサラダしか食べていない」と明かされ、「2~3キロ痩せた」と話していた。最近の練習で30キロを走破。春菜も個人練習を続けてきていたが、調整前の体重は、あさこ68キロに対し、よしこと春菜は78キロ。猛暑に加え、イッテQで出演者の負傷が続いたことなどもあり、2人の体力に配慮し、万全を期す形になったとみられる。

4人のたすきリレーによる24時間駅伝は、総走行距離も168・78キロから20キロ減って148・78キロとなる。