テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の金曜キャスターを、10月から森川夕貴アナウンサー(25)が務めることが30日、分かった。入社4年目で看板番組の“金曜の顔”となる森川アナは、「自分自身に挑戦できる機会だと思うので、日々さまざまなことに向き合いながら、まい進して参りたいと思います」と意気込んだ。

森川アナは、結婚を機に9月末で番組を卒業する竹内由恵アナ(33)の後任。若手ながら、落ち着いた雰囲気と安定した進行ぶりが評価されている。入社直後の4月から「報ステ」の気象情報を担当、現在はニュースコーナーに出演するなどキャリアを同番組とともに歩み、このほどメインキャスターに昇格した。金曜担当の小木逸平アナ(45)とコンビを組み、「視聴者の皆様にニュースをお届けできることを楽しみにしております」と話している。

また、竹内アナが月~木曜で担当しているスポーツコーナーは、清水俊輔アナ(39)が引き継ぐ。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」や「世界体操」など数多くのスポーツ実況を担当。クイズ番組「Qさま!!」の進行役としても知られる。「報ステ」の視聴を日課としており、「まさか見る側から出る側になるとは」と驚きつつ、「これまでスポーツ実況の現場で得てきたもの全てをぶつけ、熱さだけでなく、厚みのあるスポーツコーナーを目指します」とコメントした。

これまで通り、月~木曜のメインキャスターは富川悠太アナ(42)とフリーの徳永有美アナ(44)が務め、金曜のスポーツコーナーは寺川綾さん(34)が担当する。