お笑いコンビ、フォーリンラブのバービー(35)が、ラジオ番組での発言から「自虐ネタ封印」と誤解され、真意を説明した。

バービーは8月30日放送のTBSラジオ「ACTION」にゲスト出演。パーソナリティーの武田砂鉄氏から、過去に「自虐する時代は終わった。自虐をするっていうのは誰かをバカにする気持ちがあるから」といった発言をしたことについて聞かれ、自虐ネタに対する思いを語った。

バービーは、テレビ番組で共演者たちから容姿をイジられることが多かったが、ある時、番組を観た女性視聴者から「私はバービーちゃんがブスだと思っていなくて、私も同じぐらいだと思っていたのに、私がデブやブスと言われている気がしてすごくショックだった」といったコメントが寄せられたことをきっかけに、「自虐はいけないなと思った」という。「やっぱり自虐をしてるってことは、ものさしを持っていることじゃないですか、ここはイジっていいとかダメだとか。『すべての人が平等だ』と言っている割に、自虐のものさしが許されるのはおかしいなと思って、他の人を差別したくない」との思いを語っていた。

しかしこの発言が一部ネット記事で「自虐ネタを封印」と受け取られ、拡散された。バービーは3日にツイッターで「なんだか嫌な予感がしたんだよなあ。いくら懸命に説明しても、欲しい言葉だけを拾いたいんだね。『自虐ネタを封印』って、私言いました?」と反論。「自虐はお笑いやエンターテインメントにおいて大事な文化だし、それを否定するつもりはありません。ただ、私自身は自分で自分をさげすむような発言はしないように気をつけています。ひと言物申すつもりはございません。と、お答えしました」と説明した。