コント日本一を決める「キングオブコント2019」の決勝戦が21日、東京・赤坂のTBSで行われ、結成16年目のお笑いコンビ、どぶろっくが2413組の中から12代目王者に輝いた。同局系で生放送された。

どぶろっくはファーストステージ、ファイナルステージともに男性器をネタにした歌コントを披露し、優勝した。森慎太郎(40)は「自分たちのスタイルを思い切りやったらたくさんの人に評価された」と感激。優勝トロフィーと賞金1000万円のパネルを受け取り、満面の笑みを浮かべた。

江口直人(41)は涙を流した。泣き顔に驚いた司会のダウンタウン浜田雅功(56)から「泣いてんの」と突っ込まれると、「涙じゃなくて、ガマン汁です」とスタイルを変えずにギリギリのラインで下ネタ回答。浜田は「美しい涙ながしてくれや~」と苦笑いだった。

◆どぶろっく ギター担当の森慎太郎は1978年(昭53)10月7日、作詞作曲と歌唱担当の江口直人は同年4月4日生まれ。ともに佐賀県出身。04年9月結成。保育園から大学まで同じ幼なじみコンビ。「もしかしてだけど」から始まる妄想を歌にしたネタなどで人気に。