NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の初回が9月30日に放送され、関東地区の平均視聴率が、20・2%(関西地区19・4%)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回の関東地区の平均視聴率は17年後期「わろてんか」が20・8%、18年前期「半分、青い。」が21・8%、18年後期「まんぷく」が23・8%、19年前期「なつぞら」が22・8%と、4作連続で20%オーバーとなっていたが、これで5作連続20%超となった。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務めるが、本格的な登場は第2週以降。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

◆近年の朝ドラの関東地区における初回平均視聴率

▼10年前期「ゲゲゲの女房」 14・8%

▼10年後期「てっぱん」   18・2%

▼11年前期「おひさま」   18・4%

▼11年後期「カーネーション」16・1%

▼12年前期「梅ちゃん先生」 18・5%

▼12年後期「純と愛」    19・8%

▼13年前期「あまちゃん」  20・1%

▼13年後期「ごちそうさん」 22・0%

▼14年前期「花子とアン」  21・8%

▼14年後期「マッサン」   21・8%

▼15年前期「まれ」     21・2%

▼15年後期「あさが来た」  21・2%

▼16年前期「とと姉ちゃん」 22・6%

▼16年後期「べっぴんさん」 21・6%

▼17年前期「ひよっこ」   19・5%

▼17年後期「わろてんか」  20・8%

▼18年前期「半分、青い。」 21・8%

▼18年後期「まんぷく」   23・8%

▼19年前期「なつぞら」   22・8%

▼19年後期「スカーレット」 20・2%