乃木坂46井上小百合(24)が29日、都内で、主演舞台「フラガール」(10月18日初日、東京・日本青年館ホールなど)の稽古シーンを披露し、取材に応じた。

06年公開の映画「フラガール」の舞台化作品。井上は「小学校の時に母と見に行った映画で、まさか自分が主演で舞台ができるなんて思わなかったので、本当にうれしい機会だと思っています。びっくりして、母が一番喜んでいました」と喜んだ。

元℃-uteの矢島舞美(27)もフラダンスの先生役で出演する。AKB48チーム8の太田奈緒(24)は「℃-uteさんや乃木坂さんとかのファンの方もいらっしゃると思うので、ちょっと奪いたいなと思います。頑張ります」と宣言。太田とダブルキャストで、秋元康氏がプロデュースする劇団4ドル50セントの福島雪菜(20)も出演する。秋元氏プロデュースの乃木坂46とAKB48とも顔をそろえることとなり、太田は「おこがましいですけど、負けてられないなって気持ちです」と話した。

劇団外の作品に初挑戦となる福島は「周りのキャストさんがすごすぎて、どうにかして食らいついていこうと思って、じーっと他の人の演技を見て吸収しようとしています。一生懸命覚悟をもって作品に挑みたい」と意気込んだ。

また、福島が「劇団は、女の子もすっぴんで稽古に来てジャージで帰っていくみたいな感じですけど、この現場に来て、皆さんちゃんとメイクして私服で来ていて、新鮮です。女の子って本当はこうあるべきなんだなって思いました」と話すと、井上も「それでいうと、実は乃木坂もみんな近いかもしれないです。すっぴんで来て…。この稽古場にきて、皆さんがすごいきれいでビックリしました」と明かして、笑いを誘っていた。

02年にハロプロ入りし、17年の℃-ute解散までアイドルとして活動した矢島は「私も気づけば27歳で、教える子たちがすごい若い。みんなしっかりしているから、もっと上だと思っていたんですけど。もともと私もアイドル出身ではありますけど、1つのものを作るという上では、1つになって、仲間意識で作れていくと思う。もっともっと、これから関係を深めていきます」と笑って、井上に身を寄せた。