TOKIO松岡昌宏(42)が10日、都内でテレビ東京系主演ドラマ「死役所」(16日スタート、水曜深夜0時12分)の会見に共演者と出席した。

亡くなった人間が行き先を決める「死役所」を舞台に、訪れた死者の人生模様を描く。あずみきし氏の同名コミックが原作。

松岡は死役所で総合案内係として働く職員、シ村を演じる。オファーを受けて原作漫画を読み通したといい「これをテレビで再現出来るのか。出来るのであれば一視聴者として見てみたくなる題材と思い、参加させていただきました」と話した。過密日程で撮影されたことも明かし「このスケジュールでやるのかと。死ぬかと思いました」と苦笑した。

死者の案内役を演じ、劇中では「お客様は仏様です」の決めぜりふも。「仏様のような人に出会ったことは」と聞かれると、でんでん(69)は「40何年前に仕事を失ってマージャンで負けて、無一文になった時にご飯を食べさせてくれたハシモトさん」と懐かしみながら回答。松岡は「夜中過ぎると、でんでんさんが仏様みたいになってきますけど」とジョークで応じた。

共演の清原翔(26)松本まりか(35)でんでんは、死者が受付に訪れる窓口職員を演じる。「誰の窓口で手続きをしたいか」との質問に松岡は、松本演じるニシ川の名前を挙げた。「最期は美人に送られて、いい思いをしたいじゃない。天に昇らせてくれそう」と答えると、意味深回答に周囲はざわざわ。「成仏という意味ですよ!」と強調して笑わせた。

会見には黒島結菜(22)も出席。同作は新設されたドラマ枠「ドラマホリック!」で放送され、松岡は同局ドラマ初主演となる。