演歌歌手の小芝陽子が27日、地元和歌山の串本文化センターで「新曲ふるさとコンサート」に出演し、9月11日に発売されたメロディーレコーズ移籍第1弾シングル「夢白夜」などを披露した。

両親の影響で9歳から詩吟を始めた小芝は、文部科学大臣奨励賞を受賞したこともある。演歌歌手としては今年で15年目を迎え、「1度は歌手を辞めようと思ったこともあったが、地元串本の皆様の応援をいただき、新曲発表会を開催することになりました」と感謝の思いを語った。

「夢白夜」は、不倫する女性の切ない気持ちを表現した歌。カップリング曲の「ねんねこ祭り」は地元に伝わる同名の祭りを描いた作品。「新曲は売れ行き好調」と手ごたえを見せる小芝は、同じ串本出身のギタリスト・斎藤功氏をゲストに迎えて熱のこもったステージを繰り広げ、大きな拍手を浴びていた。