大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントのYouTubeプロジェクトとして、お笑いトリオ「我が家」の公式YouTubeチャンネルが9日、開設される。

番組タイトル名は「我が家・杉山の悪口を1000個いただくまで帰れない酒場」。9月に放送されたテレビ朝日系「ロンドンハーツ 深夜の家庭訪問」でも取り上げられた、杉山裕之(42)の酒癖の悪さ・素行の悪さが原因で坪倉由幸(42)がトリオ解散まで考えていたことが判明したことを契機に創設されたチャンネル。

動画内では番組タイトル名通り、我が家杉山の更生を願う同事務所所属の先輩・後輩芸人、ロッチ、ハライチ・岩井勇気、サンシャイン池崎、クマムシ、笑撃戦隊・柴田アイスピック、島山ノブヨシ、新作のハーモニカ・藤田隼人や、我が家を長年支えた元マネジャーも登場。「皆様からの善意の悪口を覚悟して受け止め、言ってもらえたことに心から感謝し、生まれ変わる」という名目のもと、我が家・杉山に対する悪口を語った。

冒頭、坪倉由幸がワタナベエンターテインメントの渡辺ミキ社長から預かったという社長直筆の手紙を代読。我が家の危機的な現状についての思いがつづられた手紙に、坪倉は目を潤ませた。

また、同じ時期にデビューし、ちゃん付けで呼び合うほど当時から仲の良かったというロッチ中岡創一は、杉山の素行の悪さから次第に疎遠になっていったと告白。中岡は「移動中に乗った新幹線で、座席をMAXまで後ろに倒す」などの不満を挙げ、「人への思いやりがあれば、そんなことは起きない」と更生を訴えた。その後、複数のゲストが登場し次々に杉山への不満や思いを伝えた。次々に突きつけられる自分の過ちを、杉山はどう受け止めるのか。そして、我が家はどうなっていくのか。

谷田部俊は「リアルな我が家の状況をお見せしています。沢山の方々に支えられ、想って頂いていることを改めて再認識できました。やっぱり僕は我が家というトリオが好きです」。坪倉は「出演してくれた芸人の皆さんには、言いづらい事も、テレビであまり言えないような事も、杉山のため我が家のために言っていただき、おかげさまで楽しくもリアルな番組になりました。ガチすぎて引く場面もあるかもしれませんが是非ご覧ください」。杉山は「我が家、起死回生! と思ったらこんな企画内容だったとは。内容も聞かされぬまま向かった収録現場でもう出るわ出るわ、自分への悪口…。皆様に大変なご迷惑をおかけしてきました。私、杉山、YouTubeで生き恥を晒しております」とPRしている。

なお、同番組は「めちゃ×2イケてるッ」の総監督など、数々の人気番組を手がけてきたフジテレビの片岡飛鳥氏が演出を担当している。