トップモデルのアルセーヌ・ダルタニアンが30日、都内でファッションブランド「jouetie」(ジュエティ)とのコラボレーションを記念したファッションショー&トークショーに出席した。

実は、ダルタニアンはお笑いトリオ、ロバートの秋山竜次(41)がさまざまなクリエイターになりきる「クリエイターズ・ファイル」のキャラクター。パリコレ界から最も注目される神スタイルを持つという設定で、終始No・1モデルになりきって笑いを誘った。

ダルタニアンは背景の暗幕をもった黒子を引き連れ「お前達もっと先回りして動け。背景が大事なんだ!」など檄(げき)を飛ばしながらサイドが黒塗りされ、やせて見える特別なセットアップを身にまとってランウエーを歩き観客を魅了した。

日本語のヒアリングのみ可能なダルタニアンは翻訳機を使ってトークセッションを実施。フランス語を翻訳機に吹き込むと、絶妙なニュアンスまで反映した日本語が翻訳された。キャラクター設定を間違えて日本語を機械に吹き込んでしまうミスもありながら「いろいろなダイエットの方法がありますが、何もジムに行く、運動するが全てじゃあありません。本当に楽をして、ジャケットを着て、ズボンを着るだけでやせられるものもあるんです。そういうところに着目してみました」とネタを明かした。

ダイエットについて「決して1人ではやせられるわけないので、みんなの助けがあってこそ自分もやせられると思う。それがダイエットだと思う」と背景の暗幕を重視するダルタニアンらしい持論を展開した。

神スタイルを誇るが、日本の食べ物が大好きだという。「赤福が好き。名古屋から品川の間に1パック、9つ食べています」と伊勢名物が好物でついたくさん食べてしまうことを明かした。しかし「食べる。いっぱい食べる。全部食べる。でもやせられる。自分やせてみせるのはアイデア」と言い切った。

イベント後は「渋谷を少しぶらぶらして帰ります。道玄坂のファッションヘルスへいつも行く。ファッションつながり。日本ファッションヘルスNo・1。予約している」と次の予定のため、足早に会場を後にした。