秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントが5日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で、ライブイベント「定期イベント Vol.9 ~ドルセン歌謡祭2019~」を開催した。

この日は劇団員8人が登場。全員で秋元氏が作詞を手がけたオリジナル楽曲「ピエロになりたい」を披露した。続いて、立野沙紀が歌唱、谷口愛祐美がパフォーマンスを担当する形でE-Girlsの「Pain,pain」をカバー。樹亜美がソロで「ひらりふわり」を歌った。さらに菅原麻由佳が「ちっぽけな愛のうた」をギター弾き語りでカバーした。

トップバッターを務めた立野は「緊張した~」と振り返った。谷口は「私は沙紀さんのファンなんですよ。かわいいし、歌もうまいし。だから後ろで踊りたかった」と喜んだ。樹が「劇団の子の才能を1人1つずつもらっていたら、『超(スーパー)サイヤ人』になるよね」と話すと、立野は「だから、みんなで集まるとすごいことになるってことだよね」と笑っていた。

田代明は「レ・ミゼラブル」の劇中歌「On My Own」をソロで歌った。中村碧十は「The Internet」の音楽が流れる中、劇団員久道成光の撮影した映像に合わせてダンスを披露。

続いて、元AKB48の長谷川晴奈はアリアナ・グランデの「Sometimes」をソロ歌唱し、菅原と立野が「マリーゴールド」をデュエット。前田悠雅、樹、中村は3人で「タマシイレボリューション」をパフォーマンスした。練習日に中村が二度寝して遅刻したことを樹が暴露し、中村が土下座して謝罪する一幕もあった。

終盤には前田が歌唱、谷口がダンスを担当して「一縷」を披露。前田は「私が歌ってあゆごん(谷口)が踊って、っていうのをやりたいねと半年以上前から言っていて。やっと今日念願がかないました。よかった」と喜んだ。谷口は「こういうのをシリーズ化して、いろんな曲をやっていきたいなと思っていますので、よかったら楽しみに待っていてください」とアピールした。

さらに田代と長谷川がAIの「Happiness」を歌い、本編ラストはこの日登場した8人全員で、劇団オリジナル曲の「感情よ」を歌って締めた。アンコールではオリジナル曲の「少年よ、空を見ろ!」を全員でタオルを振りながら歌い、客席のファンもタオルを振って盛り上がった。