シリーズ9部作の完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の20日公開を前に、11日、都内でプレミア・イベントが開催された。

第7作からのヒロイン、デイジー・リドリー(27)を始め、ジョン・ボイエガ(27)オスカー・アイザック(39)アンソニー・ダニエルズ(73)らメイン・キャスト、J・J・エイブラムス監督(53)がこぞって参加。エイブラムス監督は「公開まであと9日、今、興奮が押さえられません」と笑顔を見せた。

リドリーはヒロインらしく純白のラメ入りマント姿で「日本に来られてうれしいです」と日本語であいさつ。ダークサイドから正義に転じたボイエガはグレーのマントにヘルメット風の髪形、宇宙一のパイロット役のアイザックはメタル刺しゅうの入ったTシャツ、9作すべてに出演したただ1人の俳優であり、C-3PO役として劇中では顔を見せない「黒子役」のダニエルズはダーク・スーツ、とそれぞれに役柄を意識した装いで声援に応えた。

42年前の第1作から壮大な宇宙を舞台に繰り広げられてきた善と悪の戦い終止符が打たれ、これがシリーズ最後のプレミアとあって、会場にはさまざまな劇中キャラクターに扮装(ふんそう)したファンが詰めかけた。東京他5大都市での公開前夜上映もこの日、発表された。