4年ぶりに復活した吉本芸人の「よしもと男前ブサイクランキング2019」の結果発表が18日、都内で行われた。ブサイクランキング1位にはアインシュタイン稲田直樹(34)が、男前ランキング1位にはEXIT兼近大樹(28)が輝いた。

ブサイク1位のアインシュタイン稲田は16万票超えで、2位に13万票近くの差をつけるぶっちぎりで優勝。圧勝に「僕が弱い者いじめしているみたい。雑魚ばっかり」と自信を見せた。賞金100万円を手にした稲田は「来年以降にキャリーオーバーして、3連覇して殿堂入りした時に賞金をもらう」と笑顔を見せた。司会の陣内智則から「生まれただけやろ。『生まれただけで丸もうけ』。(明石家)さんまさんの『生きてるだけで丸もうけ』を超えた」と絶賛された。

稲田は「僕はプロのブスです。だから何を言われても大丈夫です。だから一般の方に冗談でもアインシュタインの稲田に似てるというのはやめてください。特に女の子。言葉のナイフです」といじめをなくすように訴えた。

ブサイク2位のEXITりんたろー。(33)は、男前5位にもランクイン。「人間とワニのハーフ」との声に「男前5位も味わわせて」と話した。

ブサイク3位のキングコング梶原雄太(39)は「稲田さんは神だから、人間の2位」。ブサイク4位の吉田たちのゆうへい(32)は、相方のこうへいと双子。「双子なのになぜ」。ブサイク5位のコロコロチキチキペッパーズのナダルは「いやです! なんでやねん、という気持ちです。僕、佐野岳さんに似てるとか言われるんですよ。いいんですか」と吐き捨てるように言って会場を沈黙させた。

男前ランキング1位のEXIT兼近大樹(28)は「そうでしょうねとしか言えない。何を言っても調子こいてるみたいにしかならないけど、順当ですね」と笑顔を見せた。賞金100万円の使い道については「どっちが取っても半分の約束だから50万円は相方のりんたろー。さんに。残りの50万円はファンのために使いたい」と話した。

イケメンレジェンドのチュートリアル徳井義実(44)が税金申告漏れの影響もあって、上位にランクインしなかったことを聞かれると「僕が犯罪者だからですか」と、過去の逮捕歴を報じられたことを自ら持ち出して笑いを取り、「旬というものがありますからね」と勢いを強調した。

男前2位の和牛の川西賢志郎(34)は「このポテンシャルで、よく行ったほうやで」と笑顔。同10位の相方の水田は「くそーっ、また2位か」と、3年連続準優勝に終わっているM-1グランプリについでの“4年連続準優勝”を悔しがった。

男前3位のアインシュタイン河井ゆずる(39)は「もう40歳ですから、十分です。相方が1位ですからね」。同4位のキングコング西野亮広(39)は「相方と一緒にランクインですからうれしいですね」と笑顔を見せた。

22日にはM-1グランプリ2019の決勝が行われる。準決勝敗退で敗者復活からの逆転優勝を狙う、アインシュタイン稲田は「全く別のものだと思います。でも、勢いに乗れるように、ちゃんと漫才の方でも結果を残せるように頑張る」。相方の河井は「稲田の1位の勢いをお借りして、悔いのないように、あと1回漫才をやりたい」と話した。