KinKi Kids堂本光一(41)が6日、都内で、10日公開の映画「フォードVSフェラーリ」公開記念イベントに出席した。

同作は1960年代半ば、ル・マン24時間レースで、当時絶対王者だったフェラーリに挑んだフォードの男たちの挑戦を実話に基づいて描いた作品。カーデザイナーのキャロル・シェルビー役をマット・デイモン、ドライバーのケン・マイルズ役をクリスチャン・ベイルが演じる。

会場は総額約50億のフォード、フェラーリ車両が彩った。堂本はフォード「GT40」に乗って登場。「この会場にいられることが幸せ」とご満悦。車好きを公言してきた堂本は同作のアンバサダーに就任。だが、フェラーリ好きで知られる。「この話を頂いたとき、フォードがフェラーリを倒すストーリーだと思って不安になったけど、見てみるとその不安は吹き飛んだ」とし、「フォード、フェラーリ両者のやり方を描いていてフェラーリ好きでも楽しめるし、人間ドラマでもあるので、車好きではなくても楽しめる作品でした」と熱く語った。

同作は不可能に挑戦する男の友情物語でもある。「僕も2人組だけど、この2人は思いきりケンカしていても、お互いの愛情を感じられてすてきだなと思う」と話した。「僕たちは1回もケンカをしたことがない」と明かし、「だから、ああいう取っ組み合いのケンカをするのもすてきだなと思いましたね」とほほ笑んだ。