ロックバンドMANWITHAMISSIONが9日、Zepp Tokyoで、結成10周年記念イベント「MAN WITH A “10th” MISSION 爆誕祭~TRACE theHISTORY公開直前SP~」を行った。

MAN-はトーキョー・タナカ(ボーカル)ジャン・ケン・ジョニー(ボーカル、ギター)カミカゼ・ボーイ(ベース)スペア・リブ(ドラム)DJサンタモニカ(DJ)の5人組で、全員がオオカミのかぶり物でパフォーマンスを行う。

同イベントは二部構成で行われ1部はライブ、2部はトークショーで開催された。

ライブが始まる前から、会場を埋め尽くしたファンは熱かった。会場が暗転しSEが流れるとファンは拳を突き上げた。1曲目「DON'T LOSE YOURSELF」では2700人が飛びはね、2曲目の「DANCEEVERYBODY」ではタオルを振り回した。

MC担当のジャン・ケン・ジョニーは「2月9日は我々の製造年月日。そして2020年は10周年。集まってくれたみんな。今日はお祭りなので、思いのたけを全部ぶつけてください!」に会場は割れんばかりの声援を送った。「10周年は今日から始まって、みなさんを一瞬たりとも飽きさせない1年にしていきますので、オオカミから目を離さずにお願いします」とアピールし、「力を貸してくれるか人間の野郎ども! やってくれんのかテメェら!」と会場をあおった。

DJサンタモニカが客席に飛び込むなど、ライブでは初披露となった新曲「TheVictory」を含む9曲を披露した。

トークショーでは、バンドの10周年の歴史を追ったドキュメンタリー映画の製作を発表。ジャン・ケン・ジョニーは「自分たちのやってきたことをおおっぴらにいうと成長が止まってしまうような気がしたけど、自分たちの歴史を映像にしたものを見て、ここまでこれたのは、支えてくれたみんなのおかけだと思えた。この10年間の歴史は自分たちの誇りであると同時に、彩ってくれたのはみなさんです。この歴史をつくってくれたのはみなさんです。ありがとう」と感謝した。ジャン・ケン・ジョニー以外のメンバーは話さない設定だが、映画では「ガウトーク」を通じて直接メンバーの思いが聞ける内容だ。

また、8月29、30日、新潟・苗場スキー場での野外フェス開催と4月1日発売のアルバムを含む3枚のアルバムの年内発売を発表した。この日の様子は、全国49カ所でライブビューイングで中継された。