元NHKの有働由美子アナウンサー(50)が、新型コロナウイルス感染が拡大する中国・武漢市からチャーター機で帰国した邦人を受け入れた千葉県勝浦市および「勝浦ホテル三日月」に感謝の言葉をつづった。

有働アナは13日、インスタグラムを更新。「そうだ 勝浦に行こう」とした手書き文の画像をアップするとともに、「ありがとう勝浦 そのホスピタリティ忘れない 遊びに行きます!」とつづり、ハッシュタグでは「ありがとうホテル三日月」とした。

ただ、武漢からの帰国者を受け入れたことで、同市内の風評被害は少なくない。有名人も多く通う勝浦タンタンメン「いしい」の石井忠春さん夫妻は、多い時は1日に200食が売れるが、今は10~20食だという。夫婦で食堂を営む50代女性は「正しい情報を正しく理解して欲しい」と願った。正しい情報を得ようとせず安易に騒ぐだけの人が多いと頭を抱えている。一方で、「市が一番早く説明会を開いていたら、市民の受け止め方が変わっていた」と行政による対応の遅さも指摘した。実際に今回の件で、キャンセルも数件出ているという。

有働アナのもとにも、そうした風評被害に悩む地元民から手紙が寄せられているといい、「感謝を込めて遊びに行きます!」と宣言し、「勝浦以外の受け入れ先の方々も本当にありがとうございます!」とした。