アニメ映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督、7月23日公開)のキャスト発表が24日、YouTubeで配信され、小野賢章が主人公ハサウェイを担当することが発表された。

同作は富野由悠季氏による同名小説のアニメ映画化。地球連邦軍のニュータイプ戦士アムロ・レイと地球からの独立を目指して戦ったジオン公国シャア・アズナブルの戦いを目の当たりにした地球連邦軍新造艦「ホワイトベース」艦長ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアの物語。

小野はキャスト決定時を「最初は信じられなかった。連絡を頂いた時にはまたまたと思ったけど、実感が湧くにつれてプレッシャーも感じた」と振り返り、「今は一生懸命やっています」と語った。ハサウェイについては「抱えてる過去が相当大きいので、それが見え隠れするようなちょっとした瞬間だったりを僕のニュータイプの感覚で敏感に感じられたら」と話した。

「歴史の長いガンダムシリーズの主人公をやれるのが光栄ですし、その責任をしっかり果たせるように頑張っていきたいと思います」と語った。

同作は88年公開の映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の正統な継承作品に位置づけられるという。アムロ役の古谷徹、シャア役の池田秀一も登壇し、同作の名場面シーンを生アフレコで披露した。古谷は小野へ「ガンダムはビッグタイトルで他のアニメ作品とは一線を画するもの。まず一つ言えるのは人生が変わる。これで食いっぱぐれることはない」と笑い、「ハサウェイ同様自分がニュータイプであることを信じて、その感性で思い切り演じて、小野君なりのハサウェイをやってください」とエールを送った。

ギギ・アンダルシア役を上田麗奈、ケネス・スレッグ役を諏訪部順一が担当することも発表した。

また、Alexandrosが主題歌を担当することも発表。川上洋平は「他の映画の主題歌を聞いて、その曲が良いって言ってくれてうれしかった。(オファーをいただき)光栄です」と話した。所属レーベルがUNIVERSALJ/RX-RECORDSだが、このRXはガンダムを表す型式番号であることを明かし、「マネジャーがオタクで誰よりも泣いて喜んでいます」と続けた。楽曲は「もっか制作中。メッチャかっこいい曲を作りますので楽しみにしていてください」とアピールした。