NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の27日に放送された第149回の平均視聴率が20・1%、第150回の最終話が20・5%(ともに関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。期間平均視聴率は19・4%だった

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、信作(林遣都)が企画した陶芸展が開催された。喜美子(戸田恵梨香)と武志(伊藤健太郎)の作品が出品され、八郎(松下洸平)も一緒に見に行くことになった。会場には喜美子からの手紙で知った草間(佐藤隆太)やちや子(水野美紀)も姿を見せた。そしてジョージ富士川(西川貴教)もやってきた。武志もジョージ富士川のワークショップに参加した。喜美子は武志を見守りながら、過ごす日常をかみしめた。そして喜美子は八郎や武志らとやびわ湖へ向かった。

武志は闘病生活を送りながらも陶芸作業は続けた。喜美子も武志との時間を大切に過ごしていった。ふと喜美子は武志を強く抱きしめ、「幸せか」と問いかけ、武志も「幸せ」と返した。2年後、武志26歳の誕生日を前にして旅立った。喜美子は武志の作品を大崎(稲垣吾郎)と共に見つめていた。作品作りに挑戦する大崎。そこで喜美子に最後にあった武志の様子を話した。また八郎(松下洸平)も訪ねてきて、長崎で再び陶芸をすることを伝えた。そして喜美子はいつもと変わらず、陶芸の作品作りに精を出し穴窯に火をたき続け、いつもと変わらない1日を過ごした、という内容だった。

放送時間が午前8時になって以降の関東地区の期間平均視聴率は以下の通り。

▼10年前期「ゲゲゲの女房」18・6%

▼10年後期「てっぱん」17・2%

▼11年前期「おひさま」18・8%

▼11年後期「カーネーション」19・1%

▼12年前期「梅ちゃん先生」20・7%

▼12年後期「純と愛」17・1%

▼13年前期「あまちゃん」20・6%

▼13年後期「ごちそうさん」22・4%

▼14年前期「花子とアン」22・6

▼14年後期「マッサン」21・1%

▼15年前期「まれ」19・4%

▼15年後期「あさが来た」23・5%

▼16年前期「とと姉ちゃん」22・8%

▼16年後期「べっぴんさん」20・3%

▼17年前期「ひよっこ」20・4%

▼17年後期「わろてんか」20・1%

▼18年前期「半分、青い。」21・1%

▼18年後期「まんぷく」21・4%

▼19年前期「なつぞら」21・0%