新型コロナウイルスによる肺炎のため、都内の病院で23日に亡くなった女優岡江久美子さん(63)について、この日、都内の自宅前で、所属事務所関係者が取材に応じた。

岡江さんと所属事務所関係者が最後に会ったのは3月下旬。「その時は元気で、『コロナって怖いわね。気を付けなくちゃね』と言って、本人もうがい、手洗いなど気を付けていました」という。

だが、4月3日に発熱、6日には容体は急変した。「6日に入院した直後に(大和田さんと)LINEのやりとりはあったようです」とした。その後は一切連絡が取れず、「お医者さんを介しての連絡のみでした」という。

新型コロナウイルスに感染したことを公表していなかったことについては「コロナ感染で迷惑をおかけするお仕事がなかったということもありますが、コロナに感染したけど元気になりましたと報告するつもりでした」と声を震わせた。

夫の大和田獏の状況については「感染はしておりません。元気です。濃厚接触者にもあたらないようです」とし、「突然のことで受け止められずにいますが、気丈に振る舞っています」と報告した。

自宅前に集まった報道陣に対して、「新型コロナウイルスは本当に恐ろしいです。こうして密集されるのも怖いことですので、どうか今後はお控え下さい」と涙声で訴えた。