アンチの攻撃に苦しむブロガーの作家はあちゅうさん(34)が、恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演する女子プロレスラー木村花さんが亡くなったことを受け、「木村花さんを誹謗中傷していたアカウントを追跡して情報開示してほしいです」と訴えた。 

はあちゅうさんは23日、ネットで誹謗(ひぼう)中傷を受けて追い詰められたと見られる木村さんについてツイッターで「罪の意識があればまだマシで、ほとんどの人が罪の意識なんて無いのかも...『あなたの指で打った言葉が花さんの命を奪ったのだ』と本人に突き付けたい。せめて罪を自覚してほしい。木村花さんを誹謗中傷していたアカウントを追跡して情報開示してほしいです、ツイッタージャパン...」と訴えた。

続くツイートでは「私も言葉の暴力で傷ついてきた。自分のアンチと喋ったこともあるアンチの言い分は『親切で忠告したつもりでいじめてる意識はなかった』『みんなで中傷して弱るのを見るのが楽しい』『社会の害だから活動を停止させたい』『傷つくのにSNSするほうが悪い』人それぞれだが罪の意識はないことも多い」と自身の経験からつづり、「花さんの命を奪った人たちは、いつも通り夕飯食べてテレビ見て、花さんのことなんて忘れてるかもしれない。人一人の命を奪ったのに、罪の意識もない。意識があってもアカウント消せば終わり。誰も捜査しない。捕まらない。だから犯人は暫く経てばまた違う人をターゲットにする。それが指殺人の怖さ」だとした。

はあちゅうさんはこれまでアンチから攻撃を繰り返し受けていることを明かしており、22日には“児童虐待”と通報され、自宅に警察が来る騒ぎがあったことを報告していた。