三谷幸喜氏作・演出、大泉洋主演の舞台「大地」（東京・渋谷のパルコ劇場、6月20日～8月8日）の初日が延期されることが27日、分かった。

パルコ劇場オープニングシリーズ作品の「大地」はチケットは完売しているが、初日の延期および開演時間の変更、再開に向けたガイドラインによって販売する座席の見直しなどのため、全公演のチケットの払い戻しとなる。新しい初日については6月中旬に発表の予定で、7月上旬になる見込み。また、チケットの払い戻しは29日からになる。

「大地」は三谷氏の新作書き下ろしで、とある共産主義国家を舞台に、反政府主義者のレッテルを貼られた役者たちの物語。大泉の他、山本耕史、竜星涼羅が出演を予定している。新型コロナの影響で、稽古は6月からの予定だった。

また、「大地」と同じく、パルコ劇場の三谷幸喜三作品三カ月公演作品の「三谷幸喜のショーガール」（7月16日～8月7日）「三谷文楽　其成心中」（8月13～20日）のチケットも払い戻しとなり、公演日程の変更については6月中旬に発表される。