日本文学研究者のロバート・キャンベル氏(63)が、女優柴咲コウ(38)が種苗法改正について議論の必要性を訴えたことに「大賛成」とした。

柴咲は27日のツイッターで「今回のことに限らず、例えば学校や会社などで何かを決めるときに、誰か一部の人の意見で物事が決まっていってしまうと、残された人の懸念や不安が置いてきぼりになってしまいます。意見を言うことは、誰にも平等に与えられた権利です。賛成、反対だけでなく、その間にある声も聞きながらベストを探っていく。その時間が必要だと思うのです。そうしていくことによって、当初のものよりも、より磨かれて抜け目のない強い決定になっていくはずです。一筋縄ではいかないことだからこそ、たくさんの知恵と意見が必要だと思います」と説明。「様々な人々が健全にオープンに物事を語り合える高尚な社会をこれからも期待します」とした。

キャンベル氏は自身のツイッターで柴咲のコメントに言及し、「結びの『高尚』が何か、考えさせる良い文章だと思います」と称賛。「種苗法改正案について言われている事に100%賛成ではないけれど」とした上で、「『賛成、反対だけでなく、その間にある声も聞きながらベストを探っていく』事には大賛成」とした。