俳優の城田優(34)が29日、GLAYのTERU(48)とHISASHI(48)とコラボしたオリジナル楽曲「それでも」を、自身のインスタグラムと公式YouTubeチャンネルで公開した。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、城田は自身のインスタグラムでのライブ配信を頻繁に行っていたが、その生配信をみていたTERUが「何か一緒にやろうよ」と城田に呼びかけ、コラボが実現した。

「それでも」はアーティストとしても活動する城田が、自粛生活を過ごす中でSNSを通して多くの人が不安や孤独と戦っていることや、皆が傷つき苦しんでいる現実が日々増えていることを感じ、同じ気持ちを抱えている人達へ、“どうにか前向きなエネルギーを届けられないか”という思いのもと作詞作曲を手がけた楽曲だ。

楽曲アレンジには、交流がある音楽プロデューサーのUTAが参加。また映像では、昨年城田が演出・主演を努めたミュージカル「ファントム」で共演した広瀬友祐(34)が、イラスト画を書き下ろし参加するなど、多岐にわたったメンバーで実現した作品となっている。

コラボ楽曲に、城田は「僕の頭の中から生まれたメロディーと歌詞を、TERUさんが歌ってくださり、そしてHISASHIさんにギターを弾いていただけるだなんて、夢にも思っていなかったコラボに感無量です」とコメント。「1人でも多くの方に、僕らの想いのこもった曲が届き、今日を、明日を生きるエネルギーに変わることを願っています」と呼びかけた。

TERUも「コロナ禍の自粛生活の中で生まれたコラボ話を実現させるためにこのプロジェクトが立ち上がりました。リモートでのデータのやりとりは新鮮でした。エンタメの可能性が見えづらかった時期にこのようなコラボができて心が救われました」と心境を明かした。続けて「この曲に詰め込んだ思いが、コロナの影響で不安を抱えてる誰かに届いてくれることを願います」と話した。