米歌手レディー・ガガ(34)が、全米で人種差別の撲滅を訴える抗議活動が広がる中、自身のインスタグラムを人種差別と闘う慈善団体のためにプラットフォームとして提供することを発表した。

米ミネソタ州ミネアポリスで5月25日に黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に殺害されたことを受け、「ブラック・ライブス・マター(黒人の命は大切)」抗議運動を先導する10の慈善団体に寄付したことを明かし、その団体に自身のインスタグラムを使ってメッセージを発信してもらうことにしたと、インスタグラムで明かした。

ガガはフロイドさんの死をめぐって正義を求めて声をあげる人々へ支持を表明しており「声をあげて主張している勇気ある人々を称賛し、黒人コミュニティーの支持されてこなかった声を支援します。彼らの声が大きくはっきりと聞こえることを願っています」と、述べていた。

アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバー、ビヨンセら多くのセレブが抗議活動の支持を表明。また、歌手セレーナ・ゴメスもガガ同様に、自身のインスタグラムのプラットフォームを、影響力のある黒人リーダーたちに提供することを発表している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)