経済評論家の森永卓郎氏(62)が8日、フリーアナウンサーの久米宏氏(75)がレギュラー出演しているラジオ番組が終了することについて言及した。

久米氏は6日放送のTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」(土曜午後1時)の生放送で、番組が6月いっぱいで放送を終了すること発表していた。

森永氏はこの日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)に出演し、メインパーソナリティーの大竹まこと(71)と久米氏の番組が終わることについて言及。森永氏は「他局の話なんですけど」「一切裏を取っていないのですが」と前置きしながら、久米アナが番組を離れる理由について「(久米氏は)集中力、言い間違いが多くなったと話していましたが、そうじゃないと思う」と持論を展開した。

04年3月にテレビ朝日系「ニュースステーション」を降板したときの例も挙げながら、体力や気力の衰えとは異なる理由があると分析した。

森永氏は「久米さんは全然衰えていない。あの毒舌を受け入れられる放送局が次に出てくればいいなと思っています」と話した。

大竹も、久米氏の番組が終了することについて「どこから見ても衰えていない。誰が聞いても分かるはず」との感想を語った。