木村拓哉主演のテレビ朝日系ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)の18日初回の平均視聴率が17・0%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2カ月遅れでの放送開始となった。

木村が敏腕ボディーガード、島崎章を演じる人気作の第2弾。今作では所属する民間警備会社から独立し、フリーのボディーガードとして奮闘する姿を描く。

やり手経営者・劉光明(仲村トオル)率いるIT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収され、島崎章(木村)、高梨雅也(斎藤工)、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)は「日ノ出警備保障」改め「KICKSガード」身辺警護課の所属となった。日ノ出時代から一転、劉の方針に従いクライアントを財政界のVIPに限定した警護活動に従事していた。そんな折章たちは与党議員が開催する後援会パーティーを警護。章が負傷するアクシデントに見舞われつつも、チームプレーで不審者を撃退し、メディアからも称賛される。

その矢先、章の元に刑務所に服役中の「関東工科大学」元講師・松野信介(青木崇高)から手紙が届く。松野は3年前、ロックのかかった実験室で研究員を窒息死させた容疑により、業務上過失致死と判断されて禁錮刑に処せられていた。

翌月に刑期満了となるため、松野は出所後のボディーガードを章に頼みたいという。劉に絶対服従を貫く新課長・小俣健三(勝村政信)から犯罪者の警護などあり得ないと猛反対された章は、松野に断りを入れるため刑務所へ向かう。