ミュージカル俳優井上芳雄(40)が、7日放送のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演する。

このほど収録が行われ、パーソナリティー生島ヒロシ(69)を相手に、東京芸大3年時のミュージカルデビュー作で、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后の生涯を描いた「エリザベート」の話で盛り上がった。

井上は総勢1000人のオーディションを受け、見事にエリザベートの息子の皇太子、ルドルフ役を射止めた。「10歳の時にミュージカルをやりたいと決意したので、10年目に日の目を見ました。初日から2日間、カーテンコールで号泣しました」と思い出を語った。

この春は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた。出演予定だった「エリザベート」「桜の園」が中止。6月4~6日に予定されていた東京国際フォーラムでのスペシャルライブは来年5月に延期され、代わりに初のオンラインライブを実施した。TBSラジオのスタジオで収録した映像を3夜連続でYouTube配信した。

「今だからこそできる、コミュニケーションにチャレンジしました。一度にたくさんの方に見ていただけるのは、すごいなぁと思いました」と話した。

19日からスタートするTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)にIT企業の役員役で出演。歌手クミコ(65)との新曲「小さな手」が先月24日にリリースされたばかりだ。

TBSラジオ「井上芳雄byMYSELF」(日曜午後10時)でパーソナリティーを務めている井上は、しゃべりのプロの生島と話すこととで得ることが多かったという。「話し方について大変、勉強になりました」と振り返った。

14日、21日にも出演する。