シンガー・ソングライターさかいゆう(40)が5日、福岡・ゲイツセブンで、ドラムと2人きりの全国ライブハウスツアー「さかいゆう DUO TOUR“Touch The World&More”」をスタートさせた。

同ツアーは6月27日の広島公演からスタートするはずだった。だが、新型コロナウイルスの影響で6月に予定していた3公演が延期となり、この福岡公演が初日となった。

ワンマンとしては約7カ月ぶりのライブ。「旅をテーマにしたアルバムが今年3月にギリギリ完成しました。ライブは僕も本当に久しぶりですし、皆さんも久しぶりかもしれませんが、今日はぜひ“音楽の小旅行”をお楽しみ下さい」と話した。

ライブハウスはコロナ禍初期にクラスターとなった。休業要請から窮地に立たされるところも多く、ミュージシャンによる支援プロジェクトも立ちあげられ、再生へ向け新たなる一歩を踏み出し始めている。

同ツアーも各都道府県と自治体の見解や要請を基に各会場との協議を進め、「ライブホール・ライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、開催が実現。この福岡公演も観客、スタッフは全員マスク着用。着席スタイルで客同士の距離も十分に保ち、アクリル板も設置した。また、さかいもMCでスタッフに換気を呼びかけるなど、さまざまな対策が講じられた。