ナイツの塙宣之(42)土屋伸之(41)が13日、都内で、広報大使を務める「おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」の取材会に出席した。

同展は浮世絵師たちによって描かれた「江戸の食」をテーマに、色彩豊かな作品と当時の人々が舌鼓を打った江戸の味わいに思いをはせる“おいしさ”を切り口とした展覧会。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていたが、15日からの開催が決定した。

浮世絵を鑑賞した感想を聞かれると、2人はしばし沈黙。土屋が「浮世絵は…」と口を開くと、塙は「ざっくりとしか見ていないだろう!」と突っ込んだ。土屋は改めて「江戸時代の食文化がリアルに描かれていて感動しました」とやや薄口の感想を口にした。

一方塙は、相撲が好きになったきっかけを例に出し、「浮世絵も、1枚でもいいから興味をもって見ていただけたらと思います」と広報大使らしく話した。また、「現代の料理と意外と変わらないので、ユーチューバーに見てもらって再現して欲しい」とネタを提供した。

2人は「東海道中膝栗毛」に登場する弥次喜多のコスチュームで登場。当時にタイムスリップできたらという質問に、塙は「内海桂子師匠が漫才をやるきっかけとなった『銘鳥銘木』が300年前にあったのか、笑いのツボがどこにあったのかを知りたい。300年前の時事ネタどういうものだったのかを知りたいです」と真面目に答えた。