少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)が、年内いっぱいをもってジャニーズ事務所から退所することが20日、分かった。公式サイトなどで発表された。東山紀之(53)は引き続き同事務所に所属する。

ジャニーズ事務所の公式サイトでは、「この度、弊社所属タレント錦織一清・植草克秀(少年隊)は、2020年12月31日をもちまして、ジャニーズ事務所所属タレントとしての活動を締め括り、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます」と報告。「そして、ジャニーが生み育てた少年隊につきましては、その功績と少年隊そのものは残したいというメンバーの意向を尊重し、これからも所属グループとしてその名を残すことといたしました」とした。

「少年隊は、例えるならば、35年間で殿堂入りに値するほどの実績を地道に積み重ねてきたグループでございます。今後、グループとして活動の予定はないものの、これまでと変わることなく、ジャニーズ事務所におきまして、後輩たちの道標であり続けることができますよう、その環境を整えることといたしました」と経緯を説明した。

少年隊は85年12月に「仮面舞踏会」でレコードデビュー。08年8月を最後に、グループ活動は実質休止状態が続いている。

また、少年隊デビュー35周年記念日の12月12日に、ベストアルバム「少年隊 35th Anniversary BEST」と、35周年記念DVDVボックスを発売することも発表した。