NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の21日に放送された第71回の平均視聴率が18・3%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、昭和12年、日中戦争が起こり日本は次第に戦時体制へと向かっていったが、まだ国民の生活に大きな影響はなく、裕一(窪田正孝)らも以前と変わらない暮らしをしていた。ある日、裕一は新聞の公募で入選した「露営の歌」の歌詞を見つけ、メロディーが浮かび曲を書きあげた。コロンブスレコードに向かうと廿日市(古田新太)から「露営の歌」の曲を作るように言われると出来上がっていた曲譜を見せた。即採用となり、その曲を久志(山崎育三郎)が歌い売り出された。すると国民の心をとらえて出征する兵士の見送りに歌われるようになり、50万枚を売り上げる大ヒットとなった。1年後、裕一は音(二階堂ふみ)と華を喜ばせたいと思い、オルガンを買ってきた。2人は喜び、さらに音はオルガンを使って音楽教室を開くことを提案した。そんな時、音の姉の吟(松井玲奈)と夫の智彦(奥野瑛太)が古山家にやって来た。