今年注目のお笑いコンビ、ラランドのサーヤ(24)が、6日放送のフジテレビ系「7RULES(セブンルール)」(火曜午後11時)に出演する。

同番組は“ルールが人生を映し出す”というテーマで、今最も見たい女性に密着し、自身が課す「7つのルール=こだわり」を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、その人生観を映し出す新感覚ドキュメンタリー。

ラランドは、芸能事務所に所属しないフリーで活動しながら。昨年の「M-1グランプリ2019」で準決勝に進出し、一躍脚光を浴びた男女コンビ。フジテレビ系「全力!脱力タイムズ」(金曜午後11時)や同局系「ネタパレ」(金曜午後11時40分)、日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜午後10時)などに出演し、9月29日からはTBSラジオでレギュラー番組「ラランド・ツキの兎」(火曜午後9時30分)が始まった。

一躍ブレイクを果たしているが、サーヤは会社員として働きながら芸人を続けている。東京・八王子のサーヤの実家は決して裕福ではなかったという。「親も全然ぜいたくをしないで私に全部注ぎ込んでくれた。中・高・大と私立に通うって相当大変だったと思う」と振り返る。

そんな彼女が、小学生の頃から大好きだったのがお笑いだった。いつしか、「将来はお笑い芸人になりたい」と思うようになったという。

大学進学後、お笑いサークルで出会ったニシダとラランドを結成すると、数多くの学生漫才で優勝。芸能事務所からもオファーが殺到したが、彼女が選んだのは、就職して働きながら芸人を続けるという道だった。「親に対する恩義があって、そのまま私が養成所に行くっていうのをとても言えなかった。というより言いたくなかった」と両立への決意の背景を明かす。

2つの道を両立させるという物珍しさから、心ない言葉を浴びせられることもあるという。それでも彼女がぶれずに突き進む理由が明らかになる。

一方でフリーの芸人として活動するが故に感じることができる喜びもあるという。「事務所に所属してないっていうのが、箔(はく)がついてないみたいな感じに捉えている方が、まだまだいるんで、『こういう生き方もありでしょ』みたいなのを見せたい」と意気込みを語る。

また、サーヤの「衣装」に関する、あるルールは、タレントのYOU(56)から大きな影響を受けているという。

これまでの「芸人像」にとらわれないサーヤの生き方に、スタジオメンバー一同、感心した様子を見せる。