北村匠海(22)が6日、主演映画「とんかつDJ アゲ太郎」(二宮健監督、30日公開)のイベントに出席した。渋谷を舞台に、とんかつ店の息子が音楽と出合い、仲間たちと成長していく物語。

カラシ色のスーツを着た北村は「たまたまカラシ色を着てきて良かった。とんかつにもキャベツにも合う色」と笑い「音楽映画でもあるし、笑える映画でもあるし、1人の男の子のサクセスストーリーでもある」とPRした。

山本舞香(22)は、撮影時の北村について「ワガママボディーだったよね。ぽっちゃりしている。体操服で走るシーンがかわいい。むちむちしている」。

北村は「今より8キロくらい太ってました。考えてみれば、とんかつ屋の息子だからぽっちゃりでいいんじゃないかな」と話していた。

同作には、大麻取締法違反容疑の疑いで逮捕、起訴された伊勢谷友介被告(44)が出演しており、待機作品が続く同被告の事件後初の公開作品となる。再撮影、場面カットなどはせず、そのまま公開される。

ブラザートム(64)は「口に出せること、出せないこともいっぱいある中、公開できること、本当に良かった。スタッフの方々ありがとうございました」と感謝。最後のあいさつでも「ある事件の後、1本目として出る」と、直接名前は出さず不祥事について触れつつ「今、エンタメがよくない状況になっている。1本目でもドンと、コロナ禍の後にこの作品を公開できることうれしく思う」と語った。

ほかに伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、DJ KOOが出席した。