女優深田恭子(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10時、初回15分拡大)が15日に初回放送を迎える。

昨年7月期に放送されたシリーズの第2弾。“Lの一族”こと泥棒一家の娘・三雲華(深田)と、警察一家に生まれた恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)は別れを決意する。だがLの一族を全員死んだことにして、2人は結ばれた。

第1話では、Lの一族は、和馬の家に身を寄せていた。だが、桜庭家は警察一家。義賊であり、以前より派手ではないが、華の父・尊(渡部篤郎)が繰り返す盗みに、和馬の父で警視庁に勤務する典和(信太昌之)は体調を崩し寝込んでしまう。

さすがに尊も潮時と桜庭家を引き払い、華と和馬はアパートに移った。それもつかの間、警察の手が及びそうになった華を助けた尊は豪華なマンションを2人に与える。しかし、尊たち三雲家の新居につながっている2世帯住宅だった。

華と和馬が三雲家の朝食に行くと、家族全員のはずなのに祖父の巌(麿赤兒)がいない。祖母のマツ(どんぐり)によると巌は京都に行ったようだった。そんな折、華の兄の渉(栗原類)が大きな盗みのターゲットを発見。Lの一族は再始動しようとしていた。

その頃、巌が足を延ばした京都では、名探偵一族の北条家で中学生の北条美雲(橋本環奈)が、祖父であり当主の宗真(伊吹吾郎)から探偵指南を受けていた。美雲はまだ、北条家とLの一族の間にある因縁を知ることはなかった。

一方、渉が見つけた秘宝が何者かに先に盗まれてしまい、母の悦子(小沢真珠)はご立腹。尊はすでに秘宝を盗んだ相手は分かっていると慰める。しかし、Lの一族を出し抜き、先に秘宝を盗んだ“泥棒アベンジャーズ”なる一味は和馬たち警察も追っていた。