ブロガーで作家のはあちゅうさん(34)が、自身を誹謗(ひぼう)中傷するネット上の書き込みやアカウントのうち、約240件についての情報開示が認められ、「IPアドレスを開示してもらったので、氏名住所等の開示手続きに入っています」と報告した。

はあちゅうさんは5日、ブログで誹謗中傷の書き込みに対する情報開示請求の進捗(しんちょく)を報告。「これまでに5回の申し立てを行い、裁判所で『明白な権利侵害がある』という前提で開示決定が出た書き込みやアカウント数は、現段階で合計約240件」だとし、「上記の書き込みやアカウントに関して、IPアドレスを開示してもらったので、氏名住所等の開示手続きに入っています」とした。

続けて「ここからは第2ステージのプロバイダとの裁判になり、それに勝って、相手の身元にたどり着けばやっと賠償の請求が出来ます。その際、特定に至るまでにかかった費用なども一部加算して請求する予定です」と今後の流れを説明。「数件、示談も成立したのですが まだまだ裁判の途中なので、全ての裁判が終わった段階でご報告できれば、と思っています」とした。