米歌手レディー・ガガ(34)が、日本人作家伊坂幸太郎氏の小説「マリアビートル」を映画化するハリウッド映画「ブレッド・トレイン」で俳優ブラッド・ピット(56)と共演する可能性が浮上している。

芸能情報サイト、コリダーが報じたもので、映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019年)などで知られる、デビッド・リーチ監督がメガホンを取る同作に出演交渉を受けているという。

原作は、疾走する東北新幹線を舞台に5人の殺し屋がバトルを繰り広げる物語だが、ガガがこの5人の中の1人を演じることになるのかどうかは明らかにされていない。現時点で契約には至っていないものの、関係者によるとガガは主演ではなく、小さな脇役での出演になるという。

本作が、原作同様に舞台が日本になるのかや配役などは明らかにされていないが、ピット以外にドラマ「HEROES/ヒーローズ」などで知られる日本人俳優マシ・オカや「シェイプ・オブ・ウォーター」のマイケル・シャノン、公開中の「TENET テネット」に出演しているアーロン・テイラー=ジョンソンらの出演が決まっている。

ガガは2018年に公開された「アリー/スター誕生」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど女優としても高く評価されている。イタリアの老舗ブランド、グッチの創業者一族のスキャンダルを描いた「グッチ」で、ロバート・デ・ニーロやアル・パチーノと共演することも決まっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)