俳優竹内涼真(27)が初舞台に挑むミュージカル「17アゲイン」(東京公演は来年5月16日初日、東京・池袋の東京建物Brillia HALL)の制作発表が30日、都内で行われた。同名の米コメディー映画を舞台化したもので、日本上演は世界初。会見会場となったZepp東京のステージで、観客の前で同作の楽曲を2曲披露した竹内は「初ミュージカルでの主演は光栄なこと。熱量だけはあることをお伝えしようと歌いました。反省点も悔しいところもあるので、本番に向けて死ぬ気で努力して、来ていただいたお客さまを楽しませます」と抱負を語った。

同作は、負け組として人生を甘んじている35歳の主人公が17歳のころに戻り、人生をやり直す、再起の物語。

今作は、竹内のためにスタッフが見つけてきた作品だという。ダンスも歌唱も初めてということもあり、ドラマの撮影もある中、時間をみつけてはレッスンに励んでいるという。

竹内は「この仕事を始めてから7年半がたちました。ドラマや映画など映像の仕事をさせていただきましたが、自分のキャパを広げるために舞台やミュージカルの仕事をしたいと思っていました。ホリプロは舞台も制作しているので、チャンスがもらえて本当にありがたいと思います」と感謝した。

今年1年を振り返り「考える時間のあった年でした。自分の仕事を振り返り、自分に向いているとあらためて思いました。そして、自分が好きな仕事をやらせてもらっているということを再確認しました」と話した。