乃木坂46の4期生が6日、配信ライブ「乃木坂46 4期生ライブ 2020」を開催した。今年2月に新4期生5人を加え、16人体制となって初の4期生単独ライブ。ライブ視聴チケットは6万1095枚売れ、推定同時視聴者数は約18万人だったという。

序盤から「君の名は希望」「インフルエンサー」「ガールズルール」など人気曲を次々とパフォーマンス。賀喜遥香(19)は、「1回目の4期生ライブがもう約1年半前なんですね。今回2回目で、新たなメンバーが5人増えて16人になって初めてのライブです。今日まで16人で頑張ってきたので、今日も16人で頑張ります!」とあいさつし、全員でお辞儀した。

16人は18年8月の「坂道合同オーディション」に合格。11人は同年11月に4期生として加入したが、5人は配属には至らず、坂道研修生として活動した後、今年2月に新4期生として加入していた。グループの未来を担う次世代エース候補たちだ。

新4期生佐藤璃果(19)は、「こういう状況でライブをさせていただける環境をいただけたことがありがたいです。16人の4期生もいいな、って思っていただけるように、精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。4期生最年長の田村真佑(21)は「今回のライブで新4期生の子たちともいっぱい話して、すっごい仲が深まったと思います」と笑顔で喜んだ。

乃木坂46今年結成10年目に入った。先輩の1期生、白石麻衣(28)らが卒業し大きな節目を迎えた。北川悠理(19)は「大好きな先輩たちの卒業が続いていて。すごく助けていただいてきたので、寂しいなと思う気持ちもあるんですけど、大好きだからこそ、自分たちが成長したり、変わったりした姿を少しでも見せていきたいです」と涙ぐんだ。

「孤独兄弟」「渋谷ブルース」など先輩メンバーが歌ってきたユニット曲や、「4番目の光」「I see…」などの4期生オリジナル楽曲もパフォーマンスした。アンコールでは来年1月27日発売のシングル「僕は僕を好きになる」収録の4期生楽曲「Out of the blue」も初披露。同曲センターは早川聖来(20)が務める。

ラストの「乃木坂の詩」を披露した後、センター遠藤さくら(19)があいさつした。

「2020年は、大切な先輩方のご卒業があって、グループにとってとても大きな変化があった年でした。来年の2021年は、乃木坂46にとって、新たな一歩を踏み出す重要な1年になると思うので、4期生もちゃんと乃木坂に貢献できるように、グループのためにできることを、全力で探して、16人全員で挑んでいきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いいたします!」

16人で「よろしくお願いします!」と頭を下げて、ライブを締めくくった。【横山慧】