木村文乃(33)主演のテレビ朝日系ドラマ「七人の秘書」(木曜午後9時)が今日10日、最終回を迎える。7人の秘書たちと、岸部一徳(73)演じる最大の敵・粟田口十三がついに直接対決する。

組織のトップに仕える“最強秘書軍団”が陰で要人たちを操り、人助けに奮闘する姿を描く痛快ストーリー。共演は広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介ら。

前回7話では、粟田口の秘書となって陰ながら悪事の証拠集めをしていたパク・サラン(シム)が、粟田口の手下の襲撃に遭い負傷。最終回では望月千代(木村)ら秘書たちが仲間を危険な目に遭わせた粟田口への復讐(ふくしゅう)に燃えるが、先手を打った粟田口の暗躍によって秘書をクビに。7人の元締としてラーメン店を経営していた萬敬太郎(江口)も閉店を決意。秘書軍団は解散の危機を迎えることになる。

なかなか隙を見せない粟田口をどう追い込んでいくのか-。怒りに燃える秘書たちが最後の戦いに挑む。

木村は「物語の展開もそうですが、実際に撮影していてもジェットコースターに乗っているかのようでした」と最終回にしみじみ。「これまでの伏線は全てゴールに向かい、その時にみんなが笑顔になる…とても気持ちのいい作品だったなと改めて思います」と振り返る。

先の読めない中園ミホ氏の脚本については「現場でも『次はどう来る中園さん!』とみんなでワクワクしていた」といい、「最終回にも中園マジックは隠されているので、次の日学校、職場、ご家庭での話題になること間違いなしです。ぜひ7人の行方を見守っていただけたらと思います」と呼び掛けている。