声優の森川智之が13日、都内でBL(ボーイズラブ)界有数のアワードである「このBLがやばい!2021年度版のランキング発表会inBLFES!!」に出席した。

同ランキングはネクストF編集部によって07年から毎年行われている。対象作品は19年9月21日~20年9月20日に発売されたもので、6000人を超えるBLファンと職者の投票により、今最も読みたいBL小説のベスト20を決定した。この日は、小説、漫画部門の1位から5位までが発表された。

小説部門第1位は、「つないで イエスかノーか半分か番外編4」「OFF AIR(2)~イエスかノーか半分か~」、第2位は「BUDDY DEADLOCK season2」、第3位は「パブリックスクールーロンドンの蜜月ー」「パブリックスクールーツバメと監督生たちー」、第4位は「ロイヤル・シークレット」、第5位は「ロマンス不全の僕たちは」だった。

漫画部門第1位は、「春を抱いていた ALIVE」、第2位は「オールドファッションカップケーキ」、第3位は「ハッピークソライフ」、第4位は「恋をするつもりはなかった」、第5位は「25時、赤坂で」だった。

漫画部門第1位に輝いた同作で、主人公岩城役を務めた森川は、結果を聞き「泣きそうになりました。感無量です」と喜びを口にした。イベントでは“岩城さんのヤバイ”シーンと題し、漫画映像とともに生アフレコを披露した。会場からは盛大な拍手が沸き起こり、大盛り上がり。「本当は皆さんとコールアンドレスポンスをしたいんですけど…」と本音を吐露しつつ「でもこういった状況の中でやれたことがうれしいです」と感謝した。

また「BL」について「最初は個々で楽しむようなものだったけれど、徐々に皆さんに育てられながらこんなに大きなコンテンツになりました。こうやって皆さんと楽しめるというのが夢のようです」と笑顔で語った。

今後は「BLでどんどん世界をつないで盛り上げていけたら」と期待を込めた。

同イベントには葉山翔太、福原かつみが登壇した。