爆笑問題の太田光(55)の妻で所属事務所タイタンの太田光代社長(56)が、新潮社に“中吊り広告”での謝罪を求める理由について説明した。

光代社長は23日、ツイッターを更新。夫が日大芸術学部に裏口入学したとする「週刊新潮」記事の件で、「中吊り広告で様々な被害を受けたと思っています。電車に乗る皆さま。テレビ、ラジオなどを支えて下さっている企業の営業の方、広報の方。企業イメージを戦略する方々。代理店などの方々に中吊り広告は短く強い言葉で、良し悪しの印象を与えます。なので、中吊り広告被害としました」とつづった。

新潮社に対し、約3300万円の損害賠償とは別に、謝罪文を誌面にではなく中吊り広告で掲出することを求めた理由について「あの時の中吊り広告と同じサイズ。同じに見て左側の、同じように広告全体の5分の1サイズで、同じ文字サイズの中吊り広告での謝罪を求めました。誌面の要求はしていません。中吊り広告被害として、この判決が出れば賠償額問題以上の、意味があると感じています」と説明。「例がないことなので、中吊り広告での謝罪要求は変わらず難しいと思いますが。新潮社として提訴されるとのことなので。改めて中吊り広告被害として、同じ要求をさせていただく構えです」とした。

東京地裁は21日の判決公判で、新潮社側に440万円の支払いと同社のインターネットサイトから当該記事を削除するよう命じた。一方で、太田側の謝罪広告の請求は棄却。新潮社側は、直ちに控訴した。