NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の7日に放送された第24話の平均視聴率が17・6%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、千代が山村千鳥一座という劇団の試験を受けることになった。千代の前に現れたのは、鬼の形相の山村千鳥(若村麻由美)だった。

千代の演技はひどかったが、千鳥の身の回りのお世話役として採用される。千代はたくさんの雑用をやらされる。そして劇団の座員への稽古は厳しかった。ある日、座員の薮内清子(映美くらら)が千鳥を訪ねる。劇場の客の入りが悪く、今月で一座は打ち切りになるかも知れないと告げる。清子は子どもから大人まで人気のある「正チャンの冒険」という漫画の芝居を提案する。だが千鳥はそれを「子どもだましだ」と拒否する。